皆が大金持ちになったら…
「誰でも簡単に大金持ち」って未承諾広告が目に留まってふと思ったこと。
広告の内容はさて置き、なんとなく思ったのは、もし本当に仮に全員が全員簡単にお金をいっぱい手に入れられたらみんな幸せになれるのか、ということです。
やっぱり貨幣価値が下がって誰も幸せになれないでしょうね。
お金って人に持たせず自分だけ持たないと価値が付かないんですわな。
どんなに頑張って働いてお金稼せごうとしても全ての人がそうしたらどうなるだろう。
貨幣価値や給料のレートも下がるでしょうし、頑張りというものの評価もボーダーラインが上がってなかなか正当な評価も得られなくなるでしょう。
そう考えると真面目に働く気が失せますね。
実際今の日本社会は「頑張り」がインフレすぎやしませんか?「うちは終電当たり前だから」って澄まし顔で言い放つような職場では働きたくないものです。
そもそもお金を稼ぐこと、お金儲けに関して言うなら「お金儲けって悪いことですか」って言うあのツラは生理的に嫌いだけど、それでなくともお金儲けって人からお金を奪って初めて成立するわけですからね。その事業が儲け額に相当する自分以外の何かの役に立ってなければ社会的には悪になるのではないでしょうか。特に今回の彼の場合は個人投資家から金を巻き上げてますからね。
宇多田ヒカルの歌詞にある、
「誰かの願いが叶うころ、あの子が泣いてるよ」
って部分がここへ来てヤケに脳裏に浮かぶ。
やはり、人間は働くことやお金以外に幸せの基準を置くべきではないではないかと僕は思います。
何、いきなり真面目な話してんだ自分?
まあでもたまにはこんな話もいいかな?