AKIRA アキラ

クドくなければ引き続き賞賛してていいですか?(笑)

みんなが見過ごしてしまいがちな偉大な点をひとつ。
この大友先生は、"女"であることを維持した不細工な女を絶妙なタッチで描いているんです!

ラッキーマンの不細工です代のようにイカツイ男が女装したようなデザインで「不細工な女」を描くのは簡単です。

しかし女性である最低限の雰囲気を残しながら"女として"「うわ、不細工だな」と思えるキャラを作るのは至難の業です。

サザエさん』の花沢さんまで行かない程度のイモ具合、そのサジ加減が絶妙なんですわ。どのキャラのことを言ってるかというと、序盤に出てくる校医みたいなあの女ですよ。あまりに自然で、かつバランスが整った(?)不細工ぐあいに思わず見とれてしまいます。(注:私はB専ではない)

ジャイ子とかエンガチョ的なとこまで行ってないんですよ、ちょっと遊んでやるくらいならいいかなぁと思える程度の際どいギリギリのラインの女性を絶妙に上手く描いてるんです。

実際その女は金田にもてあそばれており、なんというか顔と境遇が神業的に連動していて非常に深い趣きを感じます。なんか人相学学びたくなるなぁ。

他にもいろいろ衝撃を受けたことはあるんですが、回を隔てて気が向いたときに随時書いてきます。